2009年11月15日の記事一覧

地方競馬の競争の種類

2009年11月15日 08:36 / カテゴリ:[ コラム ]

中央競馬(JRA)の場合は、1周1,000メートル以上の平地走路でスタートからゴールまでのスピードを競う競争がほとんどです。

(一部に障害競走があります。)

地方競馬の場合、中央競馬と同じような「平地競走」と、「ばんえい競走」というものがあります。

平地競走は1周1,000メートル以上の走路でスタートからゴールまでのスピードを競うもので、中央競馬と同じです。

ただし、中央競馬が芝コースとダートコース、両方を使用するのに対して、地方競馬ではダートコース中心となっています。

走る馬はサラブレッド系とアラブ系の2種類の馬がいます。

それに対して「ばんえい競走」とは、我が国で生まれた独自の競走で、主に北海道の帯広競馬場で行われているものです。

以前、ムツゴロウさんが出走したことでも有名になりましたね。

およそ1トンもある重種馬(サラブレッド・アラブ系は軽種馬と呼ばれています。)が、重い鉄製のそりを引いて、

2つの障害(台形状の小さな山)のある200メートルの直線セパレート走路で、速さを競うものです。

重いそりを引っ張るパワーと、他の馬よりも早くゴールするスピードが要求される、馬にとっても過酷なレースです。

着順の決まり方ですが、平地競走では、競走馬の鼻の先端がゴールに到着した順位により着順を判定します。

反対にばんえい競走の場合は、そりの一番後ろがゴールに到着した順位により着順を判定します。